Saturday, March 19, 2011

Fukushima 吉岡律夫氏による解説 (3)

吉岡律夫氏の福島原発第一の事故の状況分析第六報二本が追加されていました。

失敗学会の記事 Page: "今、福島で何が起きている?何故起きたのか?これからどうなる?"
http://www.shippai.org/shippai/html/index.php?name=news559
第六報その一の PDF: "4号機燃料プール水位"
http://www.shippai.org/images/html/news559/YoshiokaMemo6a.pdf
第六報その二の PDF: "最後に勝つ"
http://www.shippai.org/images/html/news559/YoshiokaMemo6b.pdf

もう Mail による配信はないようです。4 号機に水がないとの推測には説得力があります。19 日の朝日朝刊の記事とも話が合います。しかし、そうであってもまだ致命的ではないようです。全ての解説は繋がっています。氏はむしろ、昨日言及のあった敷地内の別の使用済み核燃料を気にされているようです。

朝日 19 日朝刊の記事 "4号機プールの核燃料、発熱突出"
New York Times 17 日の記事 "U.S. Calls Radiation Extremely High;"

昨日の Post ”Fukushima 吉岡律夫氏による解説 (2)”への Link

KEK 電子入射器の地震時の動画

KEK の 8-GeV 電子入射器の地震の際の動画を載せます。Video がうまく貼れないので、Link です。

From linac-mar2011

電子入射器地下 Tunnel での地震、18 秒の動画への Link

電子入射器は約 30 年前に建設されましたが (1/3 は 13 年前)、地震に耐性を持たせるべく非常に賢い構造を架台に持たせています。しかし、今回の地震ではその耐性の限度を超えてしまい、複数箇所でその機構が壊れてしまいました。

既に電力需要の少ない三連休を利用して復旧作業が進められていますが、壊れた装置を再製作して、高い精度で設置しなくてはならないので、いつ頃 Beam が出せるかさらに検討が必要です。

Fukushima 吉岡律夫氏による解説 (2)

吉岡律夫氏の福島原発第一の事故の状況分析第五報が追加されていました。

失敗学会の記事 Page: "今、福島で何が起きている?何故起きたのか?これからどうなる?"
http://www.shippai.org/shippai/html/index.php?name=news559
第五報の PDF: "頭の中が真っ白に"
http://www.shippai.org/images/html/news559/YoshiokaMemo5.pdf

今回は Mail による配信はありませんでした。お忙しいのかと思われます。内容はさらに衝撃的です。
  • 放水はもはやあまり意味がないかも。
  • 4号機の方が深刻である。(湯気が出ない理由がこれなのか。)
  • さらに数倍の使用済み燃料が敷地内で冷却と制御を失っている。
ただ、Meltdown しても爆発したり、臨界に向かったりはしないので少しは救われます。でも、崩れ落ちた核燃料がほぼ裸の建屋に何ヶ所も残るわけで、考えたくありません。昨日の NHK でこのような場面を想定した昨年の訓練を報道していましたが、本気で検討していたのか疑わしくなります。

氏は「審判の日」という言葉を使われていて、それが来る確率を 70-80% とされていますが、本当に我々に残された道がないとすると、できるだけの記録を残すことだけでしょうか。菅首相がそれを国連に約束していたようですが、その部分だけは正しいのかもしれません。

昨日の Post ”Fukushima 吉岡律夫氏による解説”への Link

Friday, March 18, 2011

Fukushima 吉岡律夫氏による解説

失敗学会に元東芝研究者の吉岡律夫氏による詳しい解説情報が出ています。

http://www.shippai.org/shippai/html/index.php?name=news559

これまで、問題点を的確に言い当てていて、FNN でも解説をされています。理系または物理や工学系でないと理解が難しいかもしれませんが、これから数日の使用済み燃料の冷却対策が途方もなく重要であることがわかります。KEK つくばでの放射線観測量は増えていません。関係者の努力で、限られた機材と電力ながら維持されています。

http://rcwww.kek.jp/norm/

昨日、自衛隊消防車の放水が少し 3 号炉の使用済み核燃料に届いたらしい報道がありましたから、少し延命できているかもしれません。本日も午後から放水するそうです。

平行して外部電源の接続が報道されていますが、1,2 号炉に接続するとされています。3,4 号炉の使用済み核燃料に役立たないのか気になります。

Thursday, March 17, 2011

放射線 Monitor @ KEK

KEK の放射線モニタ の Plot を Gnuplot してみました。美しくないな。単位は Sv/h です。

Fukushima 使用済み核燃料 Pool

福島第1原発の使用済み核燃料 Pool の容量は約 500 ton らしい。放水車が 4 ton、Helicopter が 7 ton なので、もしも空焚きに近い状態ならば注水効率 50% であったとしても、150 回から 250 回の注水が必要になります。被爆と作業時間を考えるとかなりの人数で作業を行う必要があるのではないかと思われます。

五浦・六角堂が流された

ぼけっと NHK を見ていたら、五浦の六角堂が流されたらしい。すでに 13 日に報道されていた。子供の頃何回か中に入れてもらったことがあるが、たしかに津波が来たらひとたまりもないだろうと思う。現在は茨城大学の所有になっているが、岡倉天心の活動のことを考えると再建してほしいと思う。

Fukushima Power Station #1

福島第1原発の状況 (17 日朝)



海水注入水蒸気放出水素爆発状態格納容器建屋
1号機実施実施発生燃料棒一部損傷維持天井損傷
2号機実施実施可能性あり燃料棒損傷の可能性圧力抑制室破損維持
3号機実施実施発生燃料棒損傷の可能性, プール内使用済み燃料が温度上昇維持天井外壁損傷
4号機--可能性ありプール内使用済み燃料が加熱維持外壁損傷
5号機---プール内使用済み燃料 946 本の温度上昇 64 度 (+5 度/日)維持維持
6号機---プール内使用済み燃料 876 本の温度上昇 60 度 (+4 度/日)維持維持

(日経の情報を元に情報追加)