Saturday, March 19, 2011

Fukushima 吉岡律夫氏による解説 (2)

吉岡律夫氏の福島原発第一の事故の状況分析第五報が追加されていました。

失敗学会の記事 Page: "今、福島で何が起きている?何故起きたのか?これからどうなる?"
http://www.shippai.org/shippai/html/index.php?name=news559
第五報の PDF: "頭の中が真っ白に"
http://www.shippai.org/images/html/news559/YoshiokaMemo5.pdf

今回は Mail による配信はありませんでした。お忙しいのかと思われます。内容はさらに衝撃的です。
  • 放水はもはやあまり意味がないかも。
  • 4号機の方が深刻である。(湯気が出ない理由がこれなのか。)
  • さらに数倍の使用済み燃料が敷地内で冷却と制御を失っている。
ただ、Meltdown しても爆発したり、臨界に向かったりはしないので少しは救われます。でも、崩れ落ちた核燃料がほぼ裸の建屋に何ヶ所も残るわけで、考えたくありません。昨日の NHK でこのような場面を想定した昨年の訓練を報道していましたが、本気で検討していたのか疑わしくなります。

氏は「審判の日」という言葉を使われていて、それが来る確率を 70-80% とされていますが、本当に我々に残された道がないとすると、できるだけの記録を残すことだけでしょうか。菅首相がそれを国連に約束していたようですが、その部分だけは正しいのかもしれません。

昨日の Post ”Fukushima 吉岡律夫氏による解説”への Link

No comments:

Post a Comment